2004年 5月 22日

育児本

投稿者 by vulcan at 10:53 / カテゴリ: 育児 / 0 コメント / 0 TrackBack

Nameが読み終わったというので育児本を読んでみる事にした。

自分はマニュアルが好きだが、この手の生き方マニュアルみたいなものに対しては、作者に対して(そういうあなたは本当に理解しているのか?)という反発心があるため素直に読めないことが多い。電車の行きと帰りにそれぞれ1冊ずつ読んでみたところ、なるほどと思えるところも数箇所あり、読んでよかった。

最初に読んだ薄い本は、講演記録のようで、うだうだ述べていたが、「実は人を殺してはいけないという決まりは無い。殺していけないのは仲間だけだ」という箇所があり、戦争や死刑制度など日常的に人が殺されている中で、仲間を殺すということは許されることではない、というような説明があり、仲間という概念について改めて考えさせられた。

(自分にとって仲間かどうか)という目で子供は親や先生を見るという理屈は確かにいいえているように思え、仲間でなければ親でも殺すこともあろう。

自分が仲間に対してしていいことと悪いことの判別を、子供に対しても同様に行う必要があるだろう。仲間であればプライドを傷つける一言にも慎重になろうし、かといって相手に非があればなんとか伝えようと努力するし、相談に乗ったり乗ってもらったりもするだろう。時には相手のいうことをただ聞くだけに留めるときもあるし、ころあいを見計らって自分の意見もいう。

そういう関係を家族という仲間にも当てはめるべきだ。でなけりゃ何のための家族という族なのか分からない。

2冊目は分厚かったが「ふーん」という内容だったので、ぱらぱらめくって終わってしまったが、子供がスイミングかなんかを三日坊主でやめちゃったあと、ピアノを習いたいと言い出して、いろいろ悩んだ挙句、ローンでピアノを購入し、レッスンに通わせ始めて3日目に、再び子供が「ピアノもう止める」と言い出したときにあなたはなんと答えるか?という問いかけがあり、自分だったらあきれてものが言えんなぁ、何て答えるべきなんだろ?とそこだけはその先がとても気になった。

怒る、心配する、受け流す、驚く、理由を聞く、ごまかす、いろんな答え方があるが、どれもまずい回答のようで、どうやら沈黙するのが一番良いようだ。沈黙し、相手が話せるようになるよう話題をどこにも誘導しないことが肝要のようだ。唯一言っていい言葉は「ピアノ、もう、止めるんだ」という鸚鵡返しだけである(それも即座に言うのではなく一呼吸置いてから)。

これも、一冊目の仲間というキーワードがあれば、うなずける話だ。中学からずっと一緒で、一緒に入部した仲間が3日で「もう野球部止めるわ」と言い出したらどうだろう?(何で止めるのか理由が聞きたい、けど、聞いていいことなんだろうか?)と最初は戸惑う他無い。それと同じ反応が自然にできなきゃ家族じゃないんだろう。

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