2004年 6月 01日

年金の学習終了

投稿者 by vulcan at 03:53 / カテゴリ: 駄文 / 0 コメント / 0 TrackBack

一応予定通り5月一杯で年金の学習を終えたので、学習の集大成として実際に自分に当てはめて年金制度を実感してみることにする。

現在の厚生年金保険料は標準報酬月額の13.58%(本人負担はその半分)であり、一方で年金の受取額は標準報酬月額の0.5481%に加入月数を掛けた金額である。

40年間加入したとしたときの支払額は13.58%×0.5×480月で標準報酬月額の33倍に達し、一方で65歳から毎年標準報酬月額の約2.6倍を受け取ることになるので、13年、78歳になれば元が取れることになるが、今のは老齢厚生年金だけに着目しており、老齢基礎年金として定額で年794,500円を(今なら)貰えることを考えると、4年ほど早くなって大体74歳ぐらいで元が取れる勘定になるはずである。

実際には、年金は今後保険料が上がり、支給開始年齢も上がり、支給金額は下がる方向に推移するであろうから、そううまくは行かないわけだか、後述する遺族年金や障害年金を考慮すると非常においしい保険である。

厚生年金は会社が1/2を負担してくれるのが大きい(基礎年金は保険料を全額本人が支払う(サラリーマンは厚生年金から拠出)が、支給額の1/3は国が負担しており(厚生年金からの拠出金の1/3も)、いずれ1/2を国が負担することになる予定なので、こちらもおいしい保険のはずである)。

視点を遺族年金に移すと、
2020年3月まで(Bian18歳年度末まで)
遺族基礎年金125万円(妻+子2人)
遺族厚生年金75万円(これまでの平均標準報酬額が良く分からないので大体の金額)
計200万円

2020年4月~2022年3月まで(Hikaru18歳年度末まで)
遺族基礎年金102万円(妻+子1人)
遺族厚生年金75万円
計177万円

2022年4月~2039年5月まで(NameP65歳まで)
遺族基礎年金0円(支給対象の子がいなくなったため)
遺族厚生年金75万円
中高齢寡婦加算(厚年)59万円(国民年金からの支給は止まった代わりに厚生年金の支給に加算される)
計134万円

2039年6月以降
遺族厚生年金75万円
老齢基礎年金74万円(NameP自身が国民年金を60歳まで掛け続けた場合)
計149万円

が支給されることになる。

20歳からこれまでに支払った国民年金と厚生年金の保険料額の総額は凡そ500万円程度と思われるので、最初の3年で元が取れる計算である(自分が受け取るわけじゃないが)。障害年金の場合は生きている限り貰えるのでこちらもあっという間に元が取れるだろう。

2020年まで200万円が貰えるのはありがたい話だが、年200万円ではさすがに生活していけない。家賃だけで年180万円も払っているので、4畳半一間のぼろアパートに追いやられるかもしれない。

そこで、持ち家なら死んだら団体信用生命保険で借金が完済されるので資産が残るし家賃の心配がないということになるのだが、まあ、賃貸の場合は身軽なので実家で暮らすという選択肢もあろうから住む家に困るということもあるまい(持ち家があれば賃貸にまわして年200万円近くかそれ以上の副収入を得られるかもしれないが)。

実家で暮らしながら、食費を親と共同で持ち、多少仕事ができる程度に子供が育てば年収200万円ぐらいは稼げるだろうから、何かと制約は多いだろうが、何とか暮らしていけるぐらいの余裕はあるのではないか。

まあ、そうは言っても会社からはほとんど何も出ないわけだし(労災になる可能性は通勤でもない限り考えにくい)、一番の稼ぎ時を前にして死ぬのはやはり残された者の不自由が多い。長生きしなきゃなということだ。

なお、前述の遺族年金については会社勤めをしている間に死亡した場合であることに注意を要する。仮に病気にかかって会社に迷惑を掛けるからと早期に退職し、5年を経過した後に死亡してしまった場合(国民年金は掛けるとする)、

2020年3月まで(Bian18歳年度末まで)
遺族基礎年金125万円(妻+子2人)

2020年4月~2022年3月まで(Hikaru18歳年度末まで)
遺族基礎年金102万円(妻+子1人)

2022年4月~2039年5月まで(NameP65歳まで)
遺族基礎年金0円(支給対象の子がいなくなったため)

2039年6月以降
老齢基礎年金74万円(NameP自身が国民年金を60歳まで掛け続けた場合)

という結果になってしまい、かなり厳しい状況に陥ってしまう。

やはり死ぬまでサラリーマンであり続ける(病気になっても会社にしがみ続ける)必要がある。なお、厚生年金に20年以上加入していれば上記の心配はなくなる(受給権が発生しているので)。つまり、あと10年はサラリーマンを続けなければならないし、脱サラするならその後にしなければ、前述の悲惨な運命を遺族に味あわせることになる(例えば脱サラした翌日に交通事故で死んでも、死んだ原因がサラリーマン時代のものではないので遺族厚生年金は出ない。20年の受給資格を満たしていればいつ死んでも遺族厚生年金は出る。)。

以上がようやくここ1ヶ月強の勉強で理解したことをベースに導いた内容で、おそらく間違っていないと思うが、もしかしたらどこかに勘違いしている部分があるかもしれないので、読まれた方は鵜呑みにしないようにして(参考程度として聞いて)欲しい。

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