2005年 2月 25日

やるかやらないか

投稿者 by vulcan at 22:29 / カテゴリ: 駄文 / 0 コメント / 0 TrackBack

ある物事について、やるかやらないかの判断を行なう場合、
①やる場合のメリット・デメリットをいろいろ想定する
②やらなかった場合(つまり現状維持)のメリット・デメリットも一応考慮する
というステップを歩むと思いますが、ここで①で付随的に発生するいろんなことを想定することはよくあることです。しかし、これが果たしていいことなのかどうか、再考させられる機会があったので披露しておきます。

月次で行なっていたある業務を日次化するかどうかの検討をしていました。この場合、


  • 日次データが出る場合のメリット

  • データを日次で蓄積する場合と月次で蓄積する場合の労力比較


を中心に検討を進めると判断が速いのですが、

  • 日次化することで既存システムが被る影響

  • 日次化するために発生する開発負担


といったものに目が行きがちで、判断を鈍らせることになります。

こうした枝葉末節までよく吟味することは、決定された後の支障を予め取り除くことにつながるので、決定後のスピードに影響するし、決定後プロジェクトが頓挫するリスクが減るため、物事をうまく処理するためには必要なことです。

しかしながら、これらのことは吟味しておくに止め、判断材料とすることとは区分しておいた方が良いのかもしれません。


  • 判断材料を目的と直接関係ないところまで含めると判断が鈍る

  • 結局現状維持が一番という結論に陥りやすい

つまり、右を行くか左を行くかという判断はバイアスがかかりにくいわけですが、行くか行かないかという判断は行く場合のリスクばかりに焦点が行って、結局行かないことが多いわけで、これではなかなか変化・変革は成し遂げられません。

変化するばかりが能ではありませんが、先の例の場合、日次化した方が明らかに会社としてのメリットが高く、個人にもそのメリットが還元され、そこにかかる労力負担が問題になるほどでもなければ日次化するべきですが、付随する影響に目が行きがちで、時期尚早という結論に陥りやすいわけです。

さて、開発負担は考慮から外し、日次化することが決定されました。

それから二日の間に、フリーソフトで使えそうなものが見つかり、ほとんど開発しないですみそうな状況になったのです。システム間の連携やアクセス権の問題が多少残っていますが、その部分は先日相談した米長氏が力になってくれるだろうし、それらは後回しにしてとりあえず運用を開始するということもできる段階になりました。

日次化を選択した結果、本気で開発負担を低減させるためにサーチに力を入れ、結果良質なソフトを手に入れることができました。当初非常に頭を悩ませていた問題のほとんどは杞憂に終わったと言えるかもしれません。

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