2005年 2月 01日

アプリケーション構築の効用

投稿者 by vulcan at 00:01 / カテゴリ: 駄文 / 0 コメント / 0 TrackBack

昨日は下り坂を感じていたが、今日は一気に復活した。

というのもアプリケーションを1本構築したためである。昨日の帰り際にラフな構想が持ち上がり、『今日はアプリケーション構築以外何もせん!』と心に決めて、やる気のなさを暗にアピールするために10時過ぎに出社。以後6時間ほどかけてアプリケーションが1本完成した。

ユーザーの利便性や習慣、セキュリティ、整合性等に細心の注意を払いながら、持てる知識を総動員し、頭脳をフル回転させて行なうこの作業は、疲労すればするほど、できたときの達成感たるや語り尽くせないほどのものがある。そのおかげで昨日の虚無感はどこへやら、完成以後はその他の業務もやる気が沸いて、毎度のように一人居残っての仕事に没頭できた。

企業内ユースのアプリケーション構築というのは、非常にスリリングだ。もちろん不特定多数のユーザー向け、対価を取っての販売アプリケーションはユーザーのクレームという緊張感と常に隣り合わせであるため、こちらの方がスリルが高いといえなくもないが、思うに販売アプリケーションというのは非常に細かいバグとりやヘルプファイルの作成に膨大な時間と労力を割かされるため、空しさと紙一重ではないだろうか。

その点、企業内ユースの場合、使用方法についてはマニュアルという形である程度こちらで指定でき、親切丁寧なヘルプファイルを作る暇があれば直に説明しに行く、説明会を開催するという方法で乗り切れるし、ユーザーのITスキルが非常に高い当社の場合、レベルの極端に低いユーザーを想定しないで開発できるので非常にストレスが少ない。

もちろん、そうはいっても個人ユース、部門ユース(自分と部下のみ)に比べると、企業ユースの場合には、ネットワークの構成、アプリケーションのバージョン、Excelの得意不得意等を考慮して開発するため、それなりにではあるが手間隙がかかる。

それでは何が非常にスリリングなのかというと、時間との戦いであるからだ。企業ユースのアプリケーション構築に与えられる予算は少ない。現金での予算などそもそも無い。あるのは時間だが、その時間も非常に限られる。

時間がかかるようだと、「何もそこまでする必要は無い」「紙(アナログ)でやればいい」「もっと他にやることがあるのではないか」「そんなに時間をかけて得られる効果はどれだけのものか疑問だ」「アプリケーションは買えば(外注すれば)いい」などといった声が聞こえてくることになる。

つまり、企業ユースの場合、時間をかけると全く報われないわけだ。ということで、片手間で、業務の合間に作らざるを得ないわけだけど、そうした片手間で作る習慣が身に付くと、『いつの間にそんなものを作ったのだ』という驚きで迎えられ、『コストもほとんどかかっていないし、便利なのは確かだから使ってみよう』ということになり、受け入れられる。

この、低予算(短時間)で作る(らねばならない)という点が、非常にスリル感を高めていると思う。

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