2006年 8月 12日

別荘

投稿者 by vulcan at 02:17 / カテゴリ: 雑感 / 0 コメント / 0 TrackBack

明日から一週間、別荘に行ってきます。

ここは、大正時代からの外国人向けの別荘村で、軽井沢とは違って、自治組織を作って厳しい規則の下に管理運営されており、非常に情緒のあふれる場所です。建物はどれも簡素で、昔建てられたものを修復しながら大事に使っており、基本的に立替は規則により認められません。乱開発が行なわれないことで、昔ながらの趣が維持されているのだと思います。ここに関する、ネット情報はほとんど皆無であり、おそらくネットに晒して喧騒にまみれさせたくないという思いがあるのでしょう。そこで地名や地域名は伏せます。


両親は、この別荘を手に入れるために非常に努力しました。話によると、一昨年、英語の面接(理念を昇華しているかどうか)をパスし、その地での奉仕活動を十分に行ない、会員となる資格まであと一歩というところまで行ったのですが、滞在日数が一定日数に達せず、涙をのみました。気が向いたときだけ別荘に訪れる身勝手なオーナーばかりになると、村が死んでしまうため、滞在日数を非常に重視しているようです。サラリーマンであれば、有給休暇を全て消化しないと無理かと思います。それぐらいの熱意がなければ入手できないのです。両親は、昨年もチャレンジし、滞在日数も見事にクリアして権利を取得しました。

自然溢れる土地で、開発が全く進んでおらず、日本的な情緒が漂っているのですが、道を歩けば8割方が外国人で、「ここは日本か?」と不思議な気持ちになります。

両親が、奉仕活動の一環として、ゴミの回収を行なっていたとき、近くで活動していたハーフの方と知り合いになり、千葉から来たというので、息子である私と同じところだと話が弾み、よく聞くと、幕張ベイタウンで、もっとよく聞くと、同じマンションだということが分かりました。私も知り合いに加えてもらって、しばらくのち、私はエリストに引越し、その方も江東区に移られましたが、そこに行けば毎年会えるわけです。

そんなわけで、私はここをとても気に入るとともに、何か縁を感じております。

また、そもそも両親が、この地を知ったのは、T神父の紹介があったからです。数年前、クリスチャンとなった母は、T神父にこの地を紹介されました。母だけでなく、父も、このような場所が日本に残っていたことに驚き、是非とも会員になりたいと熱望しました。滞在日数の規定クリアにも、T神父の助力がなければ難しかったでしょう。

T神父と私は、年こそ親子ほどに離れていますが、私のような若輩者を大切なゲストとして扱っていただき、会った当初からざっくばらんにお話いただいております。子供たちも、T神父の別荘に「ぴょんきち」と名付けた野うさぎが毎朝訪れる習慣が気に入り、また、優しいT神父を好きになりました。親子ともども、今年もお会いできることを楽しみにしております。

というわけで、いろんな縁を感じ、これからもいろんな縁が生まれそうな予感のするこの地を、私は愛し、守っていきたいと思います。

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