2006年 12月 18日

『正法眼蔵』勉強会参加報告(3)

投稿者 by vulcan at 10:04 / カテゴリ: 存在理由 / 2 コメント / 1 TrackBack

週末の会議が長引き、1時間ほど遅れての参加となりました。そこで、本日は勉強会の講義内容に関する報告ではなく、私にとっての勉強会の意義について触れてみたいと思います。

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月に一度『正法眼蔵』を学ぶことや短時間ながらも坐禅を組むことも大切にしたい習慣ですが、私の一番の目的は、tenjin95和尚の目を見ることです。切れ長の美しくも厳しい和尚の目は、大正時代の青年将校を彷彿とさせ、身が引き締まります。時には、和尚が何を考えており、話題の意図が何であるのかを探ったりもしますが、以心伝心の中心的な本題は、お互いにこの一ヶ月間を真剣に生きてきたかどうかを確認することであり、これから一ヶ月間の心構えを正すことです。

僧侶の場合は剣は駄目だという事で、真剣という言葉も使ってはならないようなので、その意を酌めば、和尚がひたすらに仏道に生きてきたかどうかを確認させていただき、一方で、私が真剣に武士道を生きてきたかどうかを確認していただく場であるということです。つまり、勉強会は、単に2時間の学びの場ではなく、1ヶ月間の学びの場であると思っております。

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2006年 12月 11日

千羽鶴と只管打坐(3)

投稿者 by vulcan at 23:14 / カテゴリ: 存在理由 / 2 コメント / 0 TrackBack

ある方のために折っていた千羽鶴ですが、そのある方とは、私にジェームス・C・アベグレン氏『新・日本の経営』を紹介してくださったK.Y.氏です。K.Y.氏はわたしの戦友であり、師匠であるわけですが、すい臓がんに侵され、余命幾許もないことがはっきりした先月10日ごりから、彼岸へ赴く氏のお守りとして千羽鶴を折り始めました。

先日、ようやく千羽折り終わり、糸に通す作業に入りました。日曜日に千羽鶴は完成しましたが、同時にK.Y.氏も逝去されました。今はご冥福を祈っております。本日はこれ以上書く気も起きませんので、後日もう少しK.Y.氏について、あるいは我々の運命について語らせていただきたいと思います。

2006年 12月 04日

最近のちょっとした悩み

投稿者 by vulcan at 12:44 / カテゴリ: 駄文 / 0 コメント / 0 TrackBack

ここ数週間、ブログの更新が途絶えております。主に仕事が忙しいというのが理由ですが、その他に、ちょっとしたことなのですが、どう解釈したらいいのか思案に暮れている件があって筆が進まないでいました。

仕事が忙しくなり、帰宅が毎晩10時を過ぎるようになると、私にはある種の傾向が生じます。仕事で知らず知らずのうちに生じるストレスというか憂さを晴らすため、睡眠時間を削ってゲームに興じるという傾向です。そんなわけで、帰宅後深夜までゲーム(今は昔懐かしのグランツーリスモ3)に心血を注いでいるため、ブログの更新をおろそかにしているわけです(笑)

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さて、ちょっとしたことについてですが、最近読んでいる本の傾向です。最近は読んだ本の中から良書と思う本についてブログで紹介するのが習慣となっておりますが、最近読んだ2冊と今読んでいる本について、どう紹介したものか悩んでいたわけです。

最初の一冊は、藤原正彦の「国家の品格」です。今年の夏に初めて読み、最近読み返しました。初めて読んだとき、「極端な側面もあるが、基本的に藤原氏の言っていることは全て正しい」と思いました。初回が衝撃的だったのでそんな感想を抱いたのかもしれないと思い読み返したのですが、二度目も同じような感想で、受け入れられない思想はありませんでした。しかしこれをどう紹介したものかはすぐにピンとは来ませんでした。

そうこうしているうちに、村上龍の「愛と幻想のファシズム」をよみました。この本は、私が高校3年生のときにクラスで回し読みした本で、小説の面白さを初めて知った本です。随分前に古本屋で本書の上巻を入手し、先日BookOffで下巻を入手したので、20年ぶりに読み返すことができました。この本を読みながら、自分の原点を強く意識しました。どうやら私は根っこのところでヒューマニタリアニズムに対して強い嫌悪を抱いているようです。かといってファシズムなのかというと、憧れはあるものの、現実を考えると、テクノクラート集団が幾ら優秀であったとしても、所詮人がすることであり、納得できる国家などありえないと思っています。となるとニヒリズムかと考えるわけです。ニーチェの定義でいう強さのニヒリズム(自ら積極的に「仮象」を生み出し、一瞬一瞬を一生懸命生きるという態度。 )であれば受け入れ可能な気がしますが、それでは暗中模索から抜け出すことにはつながらず、どうしたものかと思っている次第です。そんなわけで、本書についてもどう紹介するのが適当かわからず、うっちゃった感じになっていました。

そして、今読んでいる本ですが、三島由紀夫の「豊穣の海」4部作です。現在は第1部の「春の雪」を読んでいます。ちょっとしたきっかけで三島文学の紹介を受け、この機会に読み始めるかと思っていたところ、やはりBookOffで4部作を見つけたためですが、それはきっかけであり、理由はよく分かりません。

このような感じで、「国家の品格」→「愛と幻想のファシズム」→「三島由紀夫」という流れを作ったのですが、自分で決めた流れとはいえ、これが一体何を意味しているのかとついつい考えてしまい、それが解決されるまではブログは書きにくいなと感じていたわけです。

そんな中、先週金曜日にとあるちょっとした思い付きに興味が向かい始め、上記のような下らないといえば下らない悩みはとりあえず横においておくことができる心境になりました。そこで最近読んだ3冊についてはこのような形で簡単に紹介して、次なる興味について語る準備を始めようと思った次第です。

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