2006年 12月 04日

最近のちょっとした悩み

投稿者 by vulcan at 12:44 / カテゴリ: 駄文 / 0 コメント / 0 TrackBack

ここ数週間、ブログの更新が途絶えております。主に仕事が忙しいというのが理由ですが、その他に、ちょっとしたことなのですが、どう解釈したらいいのか思案に暮れている件があって筆が進まないでいました。

仕事が忙しくなり、帰宅が毎晩10時を過ぎるようになると、私にはある種の傾向が生じます。仕事で知らず知らずのうちに生じるストレスというか憂さを晴らすため、睡眠時間を削ってゲームに興じるという傾向です。そんなわけで、帰宅後深夜までゲーム(今は昔懐かしのグランツーリスモ3)に心血を注いでいるため、ブログの更新をおろそかにしているわけです(笑)

さて、ちょっとしたことについてですが、最近読んでいる本の傾向です。最近は読んだ本の中から良書と思う本についてブログで紹介するのが習慣となっておりますが、最近読んだ2冊と今読んでいる本について、どう紹介したものか悩んでいたわけです。

最初の一冊は、藤原正彦の「国家の品格」です。今年の夏に初めて読み、最近読み返しました。初めて読んだとき、「極端な側面もあるが、基本的に藤原氏の言っていることは全て正しい」と思いました。初回が衝撃的だったのでそんな感想を抱いたのかもしれないと思い読み返したのですが、二度目も同じような感想で、受け入れられない思想はありませんでした。しかしこれをどう紹介したものかはすぐにピンとは来ませんでした。

そうこうしているうちに、村上龍の「愛と幻想のファシズム」をよみました。この本は、私が高校3年生のときにクラスで回し読みした本で、小説の面白さを初めて知った本です。随分前に古本屋で本書の上巻を入手し、先日BookOffで下巻を入手したので、20年ぶりに読み返すことができました。この本を読みながら、自分の原点を強く意識しました。どうやら私は根っこのところでヒューマニタリアニズムに対して強い嫌悪を抱いているようです。かといってファシズムなのかというと、憧れはあるものの、現実を考えると、テクノクラート集団が幾ら優秀であったとしても、所詮人がすることであり、納得できる国家などありえないと思っています。となるとニヒリズムかと考えるわけです。ニーチェの定義でいう強さのニヒリズム(自ら積極的に「仮象」を生み出し、一瞬一瞬を一生懸命生きるという態度。 )であれば受け入れ可能な気がしますが、それでは暗中模索から抜け出すことにはつながらず、どうしたものかと思っている次第です。そんなわけで、本書についてもどう紹介するのが適当かわからず、うっちゃった感じになっていました。

そして、今読んでいる本ですが、三島由紀夫の「豊穣の海」4部作です。現在は第1部の「春の雪」を読んでいます。ちょっとしたきっかけで三島文学の紹介を受け、この機会に読み始めるかと思っていたところ、やはりBookOffで4部作を見つけたためですが、それはきっかけであり、理由はよく分かりません。

このような感じで、「国家の品格」→「愛と幻想のファシズム」→「三島由紀夫」という流れを作ったのですが、自分で決めた流れとはいえ、これが一体何を意味しているのかとついつい考えてしまい、それが解決されるまではブログは書きにくいなと感じていたわけです。

そんな中、先週金曜日にとあるちょっとした思い付きに興味が向かい始め、上記のような下らないといえば下らない悩みはとりあえず横においておくことができる心境になりました。そこで最近読んだ3冊についてはこのような形で簡単に紹介して、次なる興味について語る準備を始めようと思った次第です。

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