2007年 3月 12日

望めば適う

投稿者 by vulcan at 00:01 / カテゴリ: 存在理由 / 1 コメント / 0 TrackBack

私は、「人生とは望んだとおりに実現されており、仮に現実に不満を抱いているとしても、それは自らが望んだ姿だ」という考え方に賛同しており、私自身は望んだとおりの人生となっていると考えています。

といって、全てが思いのままに実現しているわけではなく、望み方が足らない場合は望みどおりにはならず、また、望んでいるようでいて実は心の奥底では望んでいないことというのは割りとよくあることであり、心のどこかで「自分にはまだ早い」と思うようなことは、そう思っている限り実現せず、「今こそふさわしい」と思ったときに実現します。

というわけで、自分にふさわしいと思った望みに限っては、全て実現し、全て手に入れてきたと自負する次第ですが、本日もまた一つ望みが適いました。

私は長らくの間、究極の会社経営とはどのようなものかということを、漠然と思索しながら月日を送っておりました。そのような時分、つまり、漠然とという状態では全く何事も起こらなかったわけで、自分が何も望んでいないのと変わりがありません。

しかし、そのうちに会社経営の真髄を学びたいと強く願うようになり、あれこれと本を読んだり、会社経営について思考し、文章にまとめる作業をするようになりました。といってもお話にもならないような下らない文章の羅列でしたが。

しかし、未熟な自分には、自分ひとりでうんうんうなっていても限界があるため、師匠の一人である吉家さんに、書き上げた文章を読んでいただき、意見を請うことにしました。というのも、吉家さんがすい臓がんに侵され、吉家さんの存命のうちに志を受け継ぐ者がここに居ることを示したいと望んだことが、文章をまとめる原動力の一つとなったからです(もう一つの原動力は祖母に対し、今の私の想念を示しておきたいというものでした)。

そして、書き上げたものを吉家さんに読んでいただき、アドバイスとして、ジェームス・C・アベグレンの『新・日本の経営』を薦めて頂いたのが昨年の7月21日です。

当時の状況は8月22日の投稿に記載しておりますが、興奮しすぎているため、文章が酷く、改めてかいつまんで説明します。

『新・日本の経営』を手に入れるのに、思いのほか苦労したのですが、読んで非常に感銘を受け、吉家さんがなぜこの本を薦めてくださったのかが分かるような気がしました。そして、吉家さんが薦めてくださったことに対して、ただ読んだだけでは報いたことにはならないと考え、同書を今後の人生に活かすうえでも是非とも著者であるアベグレン氏に会いたいと強く望んだのです。

いろいろと糸口を探しましたが見つからず、諦めかけていたとき、二つの糸口が見つかりました。一つは千葉県企業庁であり、もう一つは会社の同僚だったN氏です。

結論を急ぐとN氏の伝手で本日アベグレン氏と面談することができたのですが、実に半年待ちました。しかし、半年待って本当に良かったと思います。というのも、これ以上望みようのない形でお会いすることができたからです。

N氏にたまたま『新・日本の経営』の話をしたのをきっかけに、私がTokyo Unitarian Fellowshipという会合に参加するようになり、座長のBillにアベグレン氏をいつか講師役に招聘していただきたいと、N氏とともに直訴しました。というのも、Billとアベグレン氏は旧知の仲だということを知ったからです。

Billは「努力してみる」と言ってくれました。そして、英語はあまり分からないながらも、いつかアベグレン氏が講師役となる日までに少しでも聞き取れるように、また、それまでの間に会のメンバーに顔を売っておくために毎月の会合に参加しました。N氏が居ることによる安心感によって、また、Billの奥様のやさしい思いやりによって非常に楽しく参加できました。

そして、本日、そうした甲斐があって、アベグレン氏の講義の後、著書にサインをしていただき、その後の夕食会では、アベグレン氏の隣に席を用意していただくという、なんとも信じられないほどの光栄を頂いたのです。本来ならば、Billの席です!しかし、その席が今の私にはふさわしいと思いましたので、遠慮せずに座らせていただくことができました。

アベグレン氏とは緊張しすぎてあまり大した話ができませんでしたが、それでもこちらの熱意だけは伝えることができました。また、アベグレン氏の奥様にも打ち解けてお話させていただくことができ、本当に今日は幸せな一日でした。

そして、今、アベグレン氏の、そして吉家さんの期待に適う、経営の真髄を極めたいと強く望みます。

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コメント

望みは願えば叶います。「求めよ。さらば、与えられん」という聖書の言葉の意味は、お恥ずかしながら3年前に初めて理解しました。
言霊も然り。思いを口に出した瞬間に形になっていくと考えているので、「疲れた」「もうだめだ」「これは難しいからきっと出来ないよ」というような言葉は、例え心で思ってしまっても、口にしない方が良いと私も思っています。

アベグレン氏との夢のように近過ぎる距離でのご対面や、本へのサインなど、ただ「良い本だったなぁ」「素晴らしい考えの人だ」という感想だけで終わらない、「この人に会いたい!」というVulの熱意がついに叶ったので、本当に喜ばしいと思います。おめでとうございます。
機は熟したのですね。
強く願えば思いは形になる、ということを体現してもらえて、私もまた1つ嬉しかったです。

投稿者:  NameP   at 2007年03月15日 01:14
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